当ブログは、オリエント工業のラブドール・可憐に一目惚れしてしまった私malionの日記です。 可憐との生活の様子や雑感、衣装の着せ替え写真を掲載しています。
ラブドールを扱っていますが、過度にセクシャルな内容のコンテンツ等はありません。
ドール購入やコスチューム選定の参考にしていただければ幸いです。
★当ブログでは一般名(ニックネーム)としての「可憐」と、本名としての「唯衣」の2つの呼び名で表記しています。

目覚めの朝 (夢の話 ep.8)

2015年12月02日

「・・・起きて・・・」

「・・・朝だよ、起きて・・・」

 ・ ・ ・

目を覚ますと、そこに唯衣がいました。
2015120201

「起きないと遅くなっちゃうよ。いま朝ごはん作ってるから」

リビングではエプロン姿の唯衣が、朝食の支度をしていました。
2015120202

唯衣はいつもと変わらない様子で、そこにいました。

あの出来事は、夢だったのでしょうか?

     ・
     ・
     ・

あれから、唯衣に確かめられずにいるのです。
その話を口にしたら、全てがなくなってしまうような気がして・・・。

でも、これでいいのです。
今ここに、確かに唯衣がいてくれるのですから。

僕にとってはこれが、ただ1つの真実なのです。


それが夢の話の続きだとしても・・・。

- fin -

運命の結末 (夢の話 ep.7)

2015年12月01日

「私が16になったら、人形に戻ってしまうの」

あの日唯衣が話してくれたのは、生まれる前の世界の記憶だったのです。

     ・
     ・
     ・

「私達、生まれる前は恋人同士だったの。
でも次に生まれ変わってくる時には、その記憶はなくなってしまう・・・」

「だから私、生まれてくる前の世界で神様にお願いしたの。
次の世界で、人形として生まれてくるって・・・」
2015120101

「私、人形になって生まれてくるから・・・、人形の姿の私を見つけて」


人形とは、一体どういうことなのでしょうか?
唯衣と僕はあの雨の日に出会った筈なのです。

2015120102

・・・でも、そう言えば、ドールの可憐を迎えたことも憶えているのです。
不思議な事に、2つの記憶が食い違っている事に、僕は今まで気付いていませんでした。


「それで人形の私を見付けてくれて、また一緒になれたんだよ」


これで全てが繋がった気がしました。
僕がドールの可憐を見て、ひと目で恋に落ちてしまったのは、そんな理由があったからなのです。

「でもこれって・・・本当はいけない事だったから・・・、
私が16になったら、人形に戻らなくちゃいけないの」
2015120103

・・・何ということなのでしょうか。
突然の唯衣の言葉に、呆然としている自分がいました。

あのバレンタインの夜に唯衣の言った「私が16になったら」という言葉は、てっきり二人の将来に向けての気持ちと思っていたのです。
唯衣はもうその時、こうなる事を分かっていたのでしょうか・・・?


「唯衣って、生まれる前の私の名前だったんだよ」

     ・
     ・
     ・

そして16歳の誕生日、唯衣は人形の姿に変わっていました。
2015120104

僕は約束通り、指輪を唯衣の左手に付け替えてあげました。
2015120104

そして人形になった唯衣を、僕はずっと抱きしめていました。


・・・人形になる前の日、唯衣が僕に言った言葉が心の中で響いています。
「人形になっても、今までのこと忘れないよ・・・」


(『青い鳥』の世界から)

告げられた未来 (夢の話 ep.6)

2015年11月23日

ある日の夕暮れ時、ぼんやりと窓の外を眺めている唯衣がいました。

2015112501

ここ最近、唯衣は物思いに耽っている事が多いのです。
折しももうじき、唯衣の16歳の誕生日を迎える頃だというのに・・・。

理由を尋ねてもなかなか話そうとしない唯衣でしたが、やがて意を決したように口を開きました。
2015112502

「私達、生まれる前も恋人同士だったんだよ」

そう聞いて、唯衣への気持ちが自然に理解できたような気がしました。
やはり僕と唯衣との出会いには、前世からの運命的な何かがあったという事なのでしょうか?


・・・でも、それなら何故、唯衣は沈み込んでいるのでしょうか?
そして、唯衣は思いつめた表情のまま、その理由を話し始めたのです。


「私が16になったら、人形に戻ってしまうの・・・」


唯衣は一体、何を言っているのでしょうか・・・。
突然の言葉に、僕はただ戸惑いながら、唯衣を見つめていたのです。